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「子どもをつくれないオス」がいるとメスは“保険”をかける? 昆虫で見えた繁殖戦略 [きつねうどん★]

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1きつねうどん ★
垢版 |
2026/10/06(火) 12:40:21.68ID:mn2HK1UD
 相手が「子どもをつくれるオス」かどうか分からない。そんなとき、メスはどうするのか?

 岡山大学、東京大学、岐阜大学、香川大学などの研究チームが、昆虫の「コクヌストモドキ」を使った実験から、メスが複数のオスと交尾することで、繁殖に失敗するリスクを分散している可能性を明らかにしました。

 研究成果は10月5日、「Journal of Ethology」にオンライン掲載されています。

■ オスの半数が「不妊」の環境で15世代以上飼育
 研究では、オスの半数が不妊という環境を人工的につくり、その中でコクヌストモドキを15世代以上にわたって飼育。別に設けた対照群と比較し、メスの交尾行動にどのような変化が生じるかを調べました。

 まず調べたのは、こうした環境が続くことで、メスが「不妊のオス」を見分け、交尾を避けるようになるのかという点です。

 しかし実験では、不妊のオスを明確に見分けて避ける能力が進化したことを示す証拠は得られませんでした。

■ 見分けられないなら「一匹に賭けない」?
 一方で見られたのが、「交尾する相手の数」の変化です。

 不妊のオスがいる環境で育った系統のメスは、対照群と比較して、より多くのオスと交尾する傾向を一貫して示しました。

 つまり「このオスは大丈夫」と見抜くのではなく、複数のオスと交尾することで、「全員が不妊だった」という事態を避ける。いわば、一匹だけに賭けない“保険”のような繁殖戦略です。

 ただし、主要な統計解析では両者に有意な差は確認されておらず、研究チームも「多回交尾が進化した」と断定するには十分ではないとしています。

 それでも、人間社会でいうところの「誰を選ぶか」ではなく、「一人だけに賭けない」。そんなリスク分散が、昆虫の繁殖戦略として進化する可能性を示す興味深い結果となっています。

■ 害虫防除にも関わる可能性
 なお今回の研究は、不妊にしたオスを野外に放って害虫の繁殖を抑える「不妊虫放飼法」を考える上でも、重要な手がかりになるとしています。

<出典>
岐阜大学「『子どもをつくれないオス』がいるとき、メスはどうするのか? ― 複数のオスと交尾する『保険』が進化する可能性を実験で示唆 ―」

<原著論文>
Fujii Y, Asano Y, Kori K, Matsumura K, Yasui Y, Himuro C, Nakamoto Y, Sokei Y, Miyatake T. (2026).
“Experimental evolution of female mating responses to infertile males in Tribolium castaneum.” Journal of Ethology.
DOI: 10.1007/s10164-026-00902-x

https://otakuma.net/archives/2026100602.html
2Ψ
垢版 |
2026/10/06(火) 17:52:34.31ID:f8y5JO/k
興味深い
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