16日、事実上解体となった中道改革連合の小川淳也前代表が議員総会で挨拶し、その後の記者取材に応じた。取材では、総会中に声を震わせ涙を浮かべた理由について記者から鋭い質問が飛び、それに対する小川前代表の回答で笑いが起きる一幕もあった。

 議員総会で挨拶に立った小川前代表は、「結党から昨日でちょうど満8カ月、皆様それぞれのお立場で様々にご苦心、ご貢献をいただいてまいりました。心より敬意と感謝を申し上げます」と述べた。

 小川前代表は、新党「民主改革の会」の立ち上げを「中道プロジェクト第2幕の幕開けへ」と表現し、「先の総選挙で訴えた中道改革路線の必要性、そこに共感をいただき後押しをいただくことが社会の平和と安定につながる。この思いと約束をいささかも揺るがせにしてはなりません」と訴えた。

 一方で、今回の解党について、「有権者、国民の皆様から見て必ずしも分かりやすいとは言えず、お叱りをいただいている。最終の責任者として私がそのご批判やお叱りを一心に受け止めたい」と語った。

 挨拶を続ける小川前代表に対し、同僚議員からねぎらいの言葉や拍手が送られると、小川前代表は声を震わせ、目を潤ませる一幕があった。

「涙の理由を教えてほしい」
 その後、小川前代表は記者団の取材に応じた。取材では、先ほどの総会で小川前代表が見せた「涙」について、2人の記者から質問が集中した。

 まず記者から「人づてに小川さんが泣かれたと聞きました。泣いたんですか?」とストレートな質問が飛ぶと小川前代表は「泣いてません」と笑顔で答えた。同僚議員らからかけられた声については「『ご苦労様でした』というお声をいただいたことは非常にありがたいと思っておりますが、十分役割機能を果たせたのかということにおいては非常に反省点も多いですし、いろいろとこの間の責任もしっかりと感じながら、今後の職責に当たっていきたいという思いでおります」と話した。

 続いて別の記者から「総会の挨拶でなぜ泣かれていたのか? 涙の理由を教えてほしい」と問われると、小川前代表は「ちょっとこれ、私のキャラクターとして非常に反省の多い部分」と苦笑し、次のように説明した。

「ある種感極まると言えばそういうこと。この間のいろいろなことを思い起こしたり、目の前に議員団が並んでいるわけですから、それぞれの苦労を思い浮かべたり、今後厳しい道が続くでしょうから、みんなで結束していかなきゃいけないと、そうした様々な考えや思いが感情として結実し、なんらかの“身体反応”が出るんだろうと」

 この「身体反応」という言葉に反応する形で記者たちから大きな笑いが起きた。小川前代表は笑顔も見せながら「という以上に説明がつきません。ただ、私自身の弱点だと、改善したいという思いがある」と話した。

 記者の追及は止まらない。

さらに、「身体反応とおっしゃったが、それを有権者が見てどのように感じると思うか」と重ねて問われると、小川前代表は「多くの方は『頼りない、しっかりしろ』という反応ですかね」と答えると、再度記者から笑い声が響いた。

小川前代表は続けて「ごく一部『大変そうだな』とか『しんどいんだろうな』とか……。本当に誰に会ってもどこであっても、私はちゃんと生きているのか、無事なのかというご心配をいただくケースが多々あって恐縮するぐらい。しかしやはり多くの方から見ると『頼りない、しっかりしろ』という叱咤激励をいただくべきことではないか。いずれにしても私自身が課題だと思っています」と述べた。

(ABEMA NEWS)

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