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「いのちの党」船出に影 れいわ元所属議員・多ケ谷亮氏が語る「秘書枠を貸して」の実態 [きつねうどん★]

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2026/08/23(日) 16:34:21.22ID:bDnUuSiJ
 れいわ新選組は8月6日、党名を「いのちの党」に変え、山本譲司氏を新代表に据えた。出直しの船出に影を落とすのが、公設秘書枠を党に差し出す「秘書枠上納」疑惑だ。元所属の多ケ谷亮前衆院議員は、初当選直後に当時代表の山本太郎氏から「政策秘書枠を党に貸してくれないか」と求められたと証言する。

*    *    *

■新党名「いのちの党」と、船出に残る影
 新たな党名は「いのちの党」、略称は「いのち」――。

 8月6日、れいわ新選組(れいわ)は、党名変更と山本譲司氏の新代表就任を発表した。新体制で出直しを図るというが、その船出に影を落とすのが公設秘書枠を党に上納する「秘書枠上納」疑惑だ。

「公設秘書として籍はうちの事務所にあるのに、うちの仕事はほとんどせず党本部の仕事ばかりしていました。しかも、その給与は国費から支払われていました」

 こう証言をするのは、れいわの元所属の前衆院議員で、今は中道改革連合に所属する多ケ谷亮氏(57)だ。

■初当選2日後、山本太郎からの電話
 2021年10月の衆院選で、れいわから出馬し初当選した2日後、多ケ谷氏のスマホに当時の代表だった山本太郎氏から電話がかかった。

「政策秘書枠を党に貸してくれないか」

 国会議員には第1秘書、第2秘書、政策秘書の3人の公設秘書を置くことができ、その給与は国費(税金)で賄われる。

 山本太郎氏は、政策秘書として党の職員を充ててほしい、と求めてきたという。

 しかし多ケ谷氏には、政策秘書に据えると約束していた人物がすでにいたので、その申し出を断った。すると山本太郎氏は「では、第1秘書枠はどうですか」と食い下がってきた。党の人間を自分の事務所に置けば、内部を探られる懸念もあったが、「自分のために働いてくれるのであれば」と考え、最終的に第1秘書枠を差し出すことにした。

■顔を出したのは年に数日 会計本部長が「第1秘書」に
 こうして送り込まれてきたのが、党の会計経理を担当する本部長だった。ところが、その人物が事務所に顔を出したのは年間わずか数日。出勤しても午前中の1、2時間程度で、ほとんどの時間は参院議員会館の地下2階の会派事務室で、党本部の会計業務をしていたという。

「23年から24年10月までは、給料日に明細書をうちの事務所に取りに来るぐらいでした」(多ケ谷氏)

 国会議員の秘書の兼職は、原則「禁止」だ。ただし、議員が認めて兼職届を出せば認められる。多ケ谷氏は、送り込まれた人物は党の仕事をボランティアで行っていると認識していたので、兼職届は提出していなかった。こうして、この人物は多ケ谷氏の公設秘書という身分でありながら、実際には党本部の業務に従事する状態が続いたという。

 なぜ党はこうした運用を続けたのか。

 当時幹事長だった高井崇志氏(現・いのち幹事長)は定例会見で「党の職員が足りないため、公設秘書にも党の仕事を担ってもらう必要がある」と説明した。しかし、その説明には矛盾があると多ケ谷氏は指摘する。

「人手が足りないのなら、議員側の秘書を党職員に貸すのなら理解できます。それが党職員を議員の秘書にしたら、党はさらに忙しくなります。論理が破綻しています。要するに、党職員の給与や社会保険料、福利厚生費などを国費で賄うことで、党の人件費を浮かせたかったのでしょう」

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