思い込みや確認不足などによって起こる「凡ミス」。誰にでも起こり得る可能性があるものですが、歴史を辿ってみると、たった一つの小さな「凡ミス」で世界を大きく変えてしまった人たちがいます。そこで今回は、クイズ作家・近藤仁美さんの著書『世界を変えた「凡ミス」図鑑:昔の人たち、やらかしすぎ!』から一部を抜粋し、笑えないけど笑ってしまう、歴史的「凡ミス」をご紹介します。
【書影】笑えないけど……笑っちゃう!! 読めば元気になれる、新しい「人生の授業」近藤仁美『世界を変えた「凡ミス」図鑑:昔の人たち、やらかしすぎ!』
◆強盗犯、逃げたつもりがトラの檻にダイブ
南アフリカ共和国の強盗犯
人間、焦ると視野が狭まる。普段なら絶対しないことでも、余裕のないときにはついやってしまうものである。
南アフリカ共和国の都市・ブルームフォンテーン。「花咲く泉」を意味するこの町には、同国の首都機能の一翼を担う司法府がある。そのお膝元で、とある日曜日、事件が起こった。
舞台となったのは、ブルームフォンテーン動物園だ。あるカップルが園を楽しんでいたところ、突然二人組の男にナイフを突きつけられ、財布と携帯電話を奪われた。
強盗にあった女性が叫んだので、犯人たちはすぐに逃走しようとした。しかし、体調がよくなかったのか、一人が走れなくなり、置いていかれてしまった。
(このままでは捕まる!)
きっとそう思ったのだろう。彼は近くにフェンスを見つけ、長距離を走ることができなくても逃げ切れる方法をひらめいた。
(フェンスを越えよう!)
すぐに実行し、えいっと降り立った。
ここで思い出してほしい。事件が起きたのは動物園だ。
動物園のフェンスって、なんのためにあるんだっけ。
泥棒の目の前に現われたのは、ベンガルトラ。
そう、このフェンスはトラの檻だったのだ。トラは退屈そうにしていたが、自分の縄張りに入ってきた不審者を見逃さなかった。
結局、フェンスを越えた犯人は噛み殺され、別に空腹でもなかったトラはその遺体を放置した。
◆ダーウィン賞
さて、この犯人は、死後とある賞に輝いた。
その名も、「ダーウィン賞」。
自分の愚かな行為によって死ぬか生殖能力を失うかした人に贈られる賞で、進化論を唱えた科学者・ダーウィンにちなんで名づけられた。
この賞は、ブラックユーモアが過ぎることや、「自分の劣った遺伝子を抹消することで人類の進化に貢献した」という説明が優生学を連想させることなどから、批判されることも多い。ただ、凡ミスという観点からは見逃せない事例が多数あるので、ちょっと見てみよう。
先ほどの「トラの檻にダイブ」事件は、2005年の受賞だ。同じく動物園のトラ関連でいえば、1996年の2位扱いでこんな例がある。インドの酔っ払い二人が、新年を祝う花輪をトラの首にかけようと、動物園の檻に侵入した。当然襲われ、一人が死んだ。いくら酔っ払っていたとはいえ、なぜいけると思った?
つづき
https://fujinkoron.jp/articles/-/22708
動物園で強盗した男、逃走中に檻へダイブ。目の前にいた<まさかの動物>とは [きつねうどん★]
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1きつねうどん ★
2026/06/22(月) 07:09:57.26ID:OKOaub3E2 警備員[Lv.7]
2026/06/22(月) 15:50:32.95ID:5zkvTdI/ もうおしまいになりました
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