9月13日の沖縄県知事選で初当選した古謝玄太氏が30日午前9時半、県庁に初登庁した。日本復帰後生まれの42歳で、歴代最年少の知事となる。米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設を巡り、現行計画を容認する立場で当選した知事は初めて。辺野古移設に反対した県政から12年ぶりの県政交代となる。

 知事選では県民の手取りを2倍に増やすことなどを公約に掲げており、国との連携で振興政策の充実を目指す。政府側は辺野古反対の県政下で12年間開かれなかった、首相を除く閣僚と知事が振興政策や基地負担軽減を話し合う「沖縄政策協議会」を年内に再開する準備に入った。

 古謝氏は30日午前9時半、深い緑色のスーツに身を包んで県庁に現れた。1階ロビーに集まったたくさんの職員から拍手で出迎えられると、笑顔で一礼して花束を受け取り、エレベーターで6階の知事室に上がった。

 午前10時から事務引き継ぎを受けた後、職員に向けて訓示する。午後には就任会見を開く。(政経部・銘苅一哲、東江郁香)

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