テレビ朝日社員の玉川徹氏が16日、同局系「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜前8・0)に出演。中道改革連合が、衆院議員1人を残して存続させることで、およそ12億円の政党交付金を受け取ることにコメントした。

中道改革連合は9日、臨時常任幹事会を国会内で開き、立憲民主、公明両党の出身議員による党分裂を正式決定した。立民系と公明系がそれぞれ離党する「分派」形式となり、立民系は新党を結成し、公明系は参院議員が残る公明に復党する方針。立民系と公明系は衆院で統一会派「中道」を結成して連携を維持する。中道は衆院議員1人を残して存続させ、清算手続きを進める。中道は結党から約8カ月で解体が決まった。

中道は衆院議員1人を残して存続させることで、およそ12億円の政党交付金を受け取ることになり、約10億円になるという中道の債務返済に当てるという。この中道の動きには政界、世論から厳しい声が寄せられている。

この話題に玉川氏は「甘いよね、野党は。こんなことをしたらメディアからつっこまれると、なぜわからないのか」と一言。続いて「交付金が出てから解散すればいい。臨時国会の前に何とかしたいだけ。自分たちの都合のいいことばかりやってるとみられる。なぜ、それがわからないのか」と今回の動きを批判し「どうなっているの。(中道の)中にいる人たちは頭が悪いの? なんでわからないの」と語気を強めた。

中道は野党第1党ながら、衆議院では自民党に議席数で大きく水をあけられる。玉川氏は「有権者は選択肢がほしいんです。自民党しかないと我慢するしかなくなる」とし「国民にとって選択肢がないのは不幸。受け皿がない。根本から考え直してほしい」と話した。

■玉川 徹(たまがわ・とおる) 1963(昭和38)年生まれ。宮城県出身。京都大学大学院を修了し89年テレビ朝日入社。同局の「内田忠男モーニングショー」「サンデープロジェクト」「ジャングル」「ザ・スクープ」などのディレクター、リポーターを経て、2015年9月より「羽鳥慎一モーニングショー」でレギュラーコメンテーターを務める。

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