韓国に住み始めた頃は「これって日本とぜんぜん違うな」と驚いていたことが、いつの間にか何も考えずに自然にやっている自分に気づく瞬間——在韓日本人なら、きっと共感していただける感覚かもしれません。

「あぁ、私すっかり韓国生活が染みついてきたな」——そう気づく瞬間って、なんだか少し嬉しくもあり、面白くもあるんですよね。

この記事では、在韓日本人が「韓国生活で当たり前になったこと」8選を、リアルな生活者の視点でお届けします。韓国旅行を計画している方、韓国に住み始めたばかりの方、そして「韓国の日常って実はどんな感じ?」と気になっている方の参考になれば嬉しいです。

①食べ物をハサミで切る
キムチチゲの熱々の鍋を前に、お店の人がおもむろに大きなハサミを取り出して、麺や肉をチョキチョキと切っていく——初めて見た日本人は、みんな驚くこの光景。

「え、包丁じゃなくてハサミなの?」——でも住んでみると、その合理性がよくわかります。熱い鍋の中の食材を、テーブル上で瞬時に食べやすいサイズに切れる——これほど効率的な調理道具は、実はそう多くありません。

サムギョプサル、カルビ、冷麺、キムチチゲ、タッカンマリ——あらゆる料理でハサミが登場。気がつけば、家の食卓でも「あれ、ハサミどこいった?」と探している自分がいる——それが韓国生活の「当たり前」なんです。

②カフェのドリンクの大きさに驚かなくなる
「え、これで一人分?」——韓国のカフェで初めてドリンクを注文した日本人が、必ず驚くのがサイズの大きさ。日本のカフェでいうLサイズが、韓国では標準サイズ——そんな感覚です。

特に「メガコーヒー(MEGA MGC COFFEE)」に代表される大容量カフェチェーンでは、手のひらより大きなカップに、たっぷりのアイスコーヒーが入って出てきます。「これ、全部飲めるかな」と最初は不安になるものの、韓国の暑い夏や、長時間のカフェ滞在を考えると、この大きさが実はちょうどいいんですよね。

気がつけば、日本に一時帰国した時、日本のカフェのMサイズを見て「あれ、なんか小さい?」と感じてしまう——それも韓国生活の面白さです。

③スープ料理は熱々に限る!
日本では「熱すぎて食べられない」と思うような、グツグツ煮立った状態のスープが、韓国では当たり前。ソルロンタン、サムゲタン、スンドゥブチゲ、キムチチゲ——すべて「湯気で顔が見えないくらい熱々」で運ばれてきます。

韓国には「以熱治熱(イヨルチヨル/이열치열)」という言葉があり、「熱いもので身体の熱を整える」という古くからの思想。暑い夏でも、熱々のサムゲタンを汗をかきながら食べる文化が、しっかりと根付いています。

住み始めた頃は「ふうふうしないと食べられない」と思っていたのに、いつの間にか「これくらいの熱さがちょうどいい」と感じるようになる——舌の適応力ってすごいな、と実感する瞬間です。

④なんでもアプリで解決
韓国は、日本以上に「なんでもアプリで完結する」社会。タクシーはKakao T、地図はNAVER Map、翻訳はPapago、決済はKakao Pay、メッセージはKakaoTalk、フードデリバリーはバエミン——スマホひとつあれば、生活のほぼすべてが完結します。

役所の手続き、病院の予約、宅配便の受け取り、レストランの予約、コンサートのチケット——「これもアプリでできるの?」と驚くほど、あらゆることがアプリ化されています。

日本にいた頃は「電話で問い合わせよう」と思っていたことが、韓国では「アプリで解決」が第一選択——この便利さに慣れると、日本の紙の書類文化が少し懐かしく、そして少し面倒に感じてしまうものです。韓国旅行で使える便利アプリは、ワンジョンの韓国旅行で使うべきアプリ10選|大人が本当に助かる便利ツールもあわせてどうぞ。

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