同世代の気立てがいい女性には甘い言葉をかけたくなる僕。それを制するかのように、マチコ先生は繰り返し説いています。アラフォー以降の女性は婚活で本当に厳しい戦いを強いられる、と。容姿もしくはコミュニケーション能力が群を抜いて優れていない限り、清潔感があって自分以上に稼いでいる都市部在住の同世代男性と結婚にまで至ることは非常にまれ、と言えるようです。

「そこそこキレイな女性であればマッチングアプリなどで100ぐらいの『いいね』をもらえるでしょう。でも、条件やフィーリングで絞ったら一人も残らなかった、という話はざらにあります。条件面で何かを捨てなければ結婚できない状況に自分が置かれていることをまずは理解してください。そして、自分はそこまでして結婚したいのかどうかを考えてから婚活しましょう」

 マチコ先生がここまで言うのは、ある意味で典型的な女性がオネットに参加してくれたからです。東京都内で生まれ育ち、大学卒業後は都心に本社がある安定企業に就職。そのまま現在に至る広瀬綾子さん(仮名、45歳)です。年収は800万円を超えていて、自ら購入したマンションで暮らしています。男性であればかなりの好条件なのですが……。

自立した大人2人が知恵とお金を出し合えば、たいていの課題は解決できます
「今から転職することは考えられないので、受けオネット会員の男性で『素敵だな』と思う人がいても東京在住ではない方にはお見合い申し込みをできずにいます。就職氷河期だったのに幸運にも今の会社に就職ができたこともあり、今まで危機感もなくこの年齢まで来てしまいました。でも、このままずっと独身だと偏った人間になっていく気がします。老後も誰かと力を合わせて生きていけたらと思い、少しでも可能性を広げるために受けオネットにも参加させていただくことにしました」

 攻めオネット会員でもある広瀬さんには、自動車部品メーカー勤務の長谷川和樹さん(仮名、48歳)などにお見合いを申し込んでほしいと思っています。価値観も雰囲気も合っているように思うからです。でも、長谷川さんは愛知県在住。もし結婚に至ったら一緒に住む場所について話し合いが必要でしょう。

 それでも、気持ちが通じ合うことだけを優先させたほうが良いと僕も思うのです。マチコ先生が指摘するように条件面で相手を選んでいる状況にないという理由もありますが、自立した大人2人がお互いを尊重しながら知恵とお金を出し合えば、たいていの課題は解決できるからです。どんなに条件が合っていても、心から好きになれない人とは一緒に暮らすことはできません。広瀬さん、いかがでしょうか。いざとなれば東京での生活から離れるぐらいの覚悟はありますか?

店員さんに横柄な態度をとる人だけはどうしても受け入れられません
「私はやっぱり結婚したいです。今後は関東在住にこだわらずにお見合いさせていただきたいと思います」

 おお! ならば、僕たちも頑張ってサポートします。結果的にご近所にいい人が見つかるかもしれませんからね。条件面ではなく、気持ちの面で「これだけは譲れない」というポイントがあれば教えてください。

「学生時代のレストランアルバイト以来、店員さんに横柄な態度をとる人がどうしても受け入れられません。逆に言えば、それさえなければ大丈夫です」