住民基本台帳データ、ネット流出か 一部に蛍光ペンの形跡 滋賀・甲賀市
https://www.kyoto-np.co.jp/articles/-/715803

滋賀県甲賀市の住民基本台帳データが外部流出したとして、同市が調査を開始したことが20日までに分かった。流出したのは少なくとも243人分で、インターネットで公開されていた可能性があるという。市によると、市の地域市民センターで市条例に違反し、長期保管していたデータという。

関係者によると、流出したデータは印刷物4枚で、住民243人の名前、住所、生年月日、年齢、続柄と、6桁の数字「世帯コード」が記されている。一部の人に蛍光ペンでなぞった形跡や、文字が印字できず「・」になった箇所の一部に手書きで書き込みがある。市によると、同センターが長期保管していた2011年のデータと一致したという。

市の説明では、住基データの原本は、地域市民センターが11年に要援護者把握のために取得した約600人分で、目的を終えて破棄すべきところを代々のセンター長らが条例や内規に反して長期保管して業務に利用していた。昨年1月に元職員から公益通報があり、発覚した。

市は「あってはならないことで住民にはおわびするしかない。滋賀県警甲賀署に相談しており、流出経路やインターネットに閲覧できた状態だったかなどを調査する」としている。