小島秀夫氏を無条件に擁護する一部のファンが拠り所にしている論法は、結局のところ
「コナミよりはマシ」
という“相対比較”に過ぎません。
しかし、この種の相対論は、論理学的には擁護の根拠として成立しません。

まず前提として、
Aの問題点は、Bの問題点を持ち出しても消えない
というのは議論の基本です。
コナミにどれほど批判点があろうと、
小島氏自身がサーガを収束させられなかったという事実
は独立した問題であり、相対比較では上書きできません。

さらに重要なのは、擁護側が行っている比較の構造そのものが破綻している点です。

コナミ=企業体

小島氏=個人クリエイター

この二者を同列に比較し、
「企業より個人の方が信用できる」
という主張は、論理的にも社会的にも成立しません。
企業は組織として品質管理・監査・継続性を担保する仕組みを持ちますが、
個人クリエイターはその全てを一人で背負う構造です。