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 アフリカの社会事情に詳しく、著書も持つ友人に話を聞いた。モロッコは北アフリカに位置するアラブ諸国の一つ。イスラム教を国教とする人々は「誇り高く、信仰心に厚く、仲間思い」なのだという。

 「現地では“神の思(おぼ)し召し”とよく耳にする。結果はすべて神に導かれるものだから、どんなに追い詰められても彼らは焦らない」。厳しい結果であろうと成長への試練と受け入れる。自然と団結心も固まるようだ。

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 W杯は文化人類学の見本市とも呼ばれる。戦術こそ世界で共有されているが、土台となっているのはその国の文化や慣習だ。森保監督が「凡事徹底」「総合力」を掲げるように、そこには日本社会の価値観や考えが色濃い。ブラジルには即興性やルールを巧みに利用した「マリーシア(ずる賢さ)」の文化が見て取れる。移民国家のフランスには、多様性が彩りとなって表現されている。

 ちなみに大西洋を望むモロッコは「日が没する国」と呼ばれ、「日出ずる国(ひいづるくに)」の日本とは対称的だ。ともに勝ち上がれば、決勝トーナメント1回戦で激突する可能性がある。その国を知れば、よりW杯はおもしろくなる。【佐藤隆志】

全文はソースで 最終更新:6/14(日) 18:31
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