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2021年11月13日07時37分

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時事通信などのインタビューに答える古川禎久法相=12日、法務省




 古川禎久法相は12日、時事通信などのインタビューに応じ、名古屋出入国在留管理局(名古屋市)の収容施設でスリランカ人女性ウィシュマ・サンダマリさん=当時(33)=が死亡した問題に関し、「こうした出来事を二度と起こしてはならない」と語った。その上で、出入国在留管理庁の改革を「着実かつ迅速に実現する」と強調した。主なやりとりは次の通り。
 ―入管庁では名古屋の死亡事案を受け、改革に着手している。
 遺族の気持ちを察すると、苦しくてつらい思いだ。こうした出来事を二度と起こしてはならないと固く心に誓っている。入管庁では、調査報告書で示された改善策を、具体的に工程表をつくって一つ一つ実行していく段階にある。改革を着実かつ迅速に実現する努力をする。
 ―廃案になった入管難民法改正案については。
 送還忌避、長期収容問題は解決すべき喫緊の課題だという強い意思を持っている。改正案は、さまざまな方策を組み合わせてパッケージで問題を解決する内容だった。法整備をしっかりと進めていく気持ちに変わりはない。
 ―侮辱罪の厳罰化が言論の自由に与える影響は。
 インターネット上の誹謗(ひぼう)中傷の書き込みは、取り返しのつかない重大な人権侵害にもつながる。法定刑を引き上げても、正当な表現行為が処罰されるものではなく、捜査当局においても不当に表現の自由を侵害しない配慮をすることが確認されている。
 ―経済安全保障にはどう取り組むか。
 経済安全保障を推進するための法案策定を含め、政府全体の対策に積極的に関与する。公安調査庁の情報収集能力の強化に努め、政府の情報監視にさらに貢献していきたい。