>>598
そうだな、例えば高畑版の20話、アンがグリーンゲイブルスに来て1周年の日に、マリラが家の中を歩くシーンが連続するんだが
廊下を歩いて階段を降りながらこの1年の記憶を噛み締めてるのがわかるし、居間ではアンが初めてその居間に来た時を思い出す回想シーンが入る
このただ前に屋内を歩くカットを入れるだけでその後の回想シーンにマリラの感情が乗るんだよ

他にも37話、15歳になったアンが家に帰ってくるシーン 自分の新しいベッドが家に届くシーン 成長したアンはベッドを運ぶのに持ち手として参加できるほど大人になったし、部屋は自分の好みで改装できてる
一方でマリラはやってきた時の小さなアンが居なくなってしまった喪失感を味わう
絨毯地のバッグ一個が全財産だった女の子がこの4年どうこの家で過ごしたのか雄弁に語るだろ?
それが全然違う成長したデザインのアンだからそれができるんだ、今回の作品みたいな成長ではそういう風には見えないよ

時間を贅沢に使ってシーンやカットを積み重ねるっていうのは大事な意味があるんだよ